第1回お肉の会 続編
今回は生産者の方々からの声をお届けします。
奥地ほうぼく豚を育てるcrucruさん。
「他ではできない高品質なものを作れば作るほど地産地消は難しい。」
従来の豚舎ではなく、地域の耕作放棄地や遊休地を活用し、ストレスフリーな環境でのびのびと育てる豚。お肉は甘い脂だけどあっさりとした味わいで、歯切れも良くて食べやすい。
crucruさんの目指す道は、ありのままの姿で育った命を無駄にせず、養豚を持続可能な地域の産業に育てていくこと。
しかし、この思いをこだわればこだわるほど価格がどうしても上がってしまう。
だけど地域の人には日頃から食べてもらいたいから、そのバランスにまだまだ課題を感じています。
豚たちとこの地域が好きだからこそより強く感じるのだという気持ちがすごく伝わってきました。
こだわりみかんを育てるぼちぼち農園さん。
「手間をかけた分は値段を上げれば良いと言われるが、どこまで上げて良いものなのか。」
西予市明浜町でみかん農家を営んでいるぼちぼち農園さんも、価格設定について悩んでいる生産者の一人でした。
みかんが名産の愛媛県は、売りやすさや作りやすさはもちろんあるけど、その分差別化や自分たちらしさに多くの人が悩んでいるのも事実。
良いものを作れば高く売れるけど、かけた手間と頂くお金のバランスは難しくて、日々自分たちのポジションを模索している。
値段をあげるとしたら、より美味しいものをお届けできるように、もっと品質の高い商品を作りたい。自分たちがどこまで表現できるだろうか。
こんな話をしながら、今日も明日も日々できる最大限のことに取り組み続ける生産者の皆さん。
西予市の未来を担う彼らと肉屋としての仕事。
繋げていくことで持続可能な社会を作り出したい。
そんな想いでこれからも取り組んでいきます。